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活動的な大学生が、就活で挫折するワケ

記事作成: K.H   記事編集: K.H | Future |2012.06.09

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現在、地元中小企業勤務の田無のぞみさん(仮名)

今回お話を伺った田無さんは、早稲田大学文系学部出身。現在、彼女の故郷である茨城県にある中小企業に勤務している25歳です。彼女は、学生から今に至る話を綴ってくれました。

学生生活は、学内の学生団体に熱中!

私は、大学の授業はもちろん出席はしていましたが,学生団体の運営に力を入れていました。大学でイベントを企画したり、様々な大学の人たちとの交流を行う団体を運営していました。大学3年の頃には副幹事長も担当していました。いつもみんなで楽しみながらイベント企画をしていました。とても楽しい学生生活でした。それと同時に、周りより充実していると思い込んでいた部分もあり、優越感はどこかで持っていました。文句のつけようのないくらい充実していた大学生活でしたからね。

特に目標はなかった・・・

大学に入ってからこれといって「目標」というものがなくなってしまっていたように思います。学生団体をやっていたのも「楽しいから」、「友達もやっているから」でした。「将来こういうことがやりたいから」、「こういう自分になりたいから」といってやっているわけではなかったのです。高校時代は、どうしても早稲田大学に入りたくて一所懸命勉強していましたが、入学後は目標が見えなくなっていました。でも、楽しい生活でどこかいけないと思いながらも自分を変えられないでいました。

驚きの連続だった就職活動

いつしか大学3年の中頃になり、就職活動が始まると聞いても、そこまで心配はしていませんでした。世間から見れば、有名私立大学出身という学歴もあり、「早稲田出れば何とかなるだろ」とどこか安心していたのだと思います。 しかし、難関大生が多く受けるような一流企業に行ったところ、周りは目的意識を持ちつつ、もっと幅広く、そしてもっと自分を成長させるようなことをやってきていました。自信は早々と打ち壊され、すっかり自信を失ってしまいました。当然、自分の行きたかった一流企業には全く受からず、納得できない、地元の中小企業に勤務することになりました。

目的のない行動の先には・・・

今になって後悔しています。敗因は、目的・目標がなかったことだと思います。いや、なかっただけではなく、少しも考えるということをしていなかったのだと思います。漠然と「とりあえず」やっていて、周りも同じような生活を過ごしいていたので安心してしまっていました。それから、ただの一学生団体で副幹事をやっていただけで、目的意識もなく漠然と学生生活を生きてしまっていたなんて、今思えば視野がとても狭かったですね。あの時の自信はなんだったんだろうと振り返っていて本当に感じます。今更思っても学生時代に戻れるわけではないので、どうにもならないのですが・・・。「目的のないところに成長なし。」私は今になってこれを実感しました。困難な道ではあると思いますが、社会人になってから巻き返していきたいです。

編集部より

田無さんは大学時代は視野が狭かったこと、目的意識のなかったことを就職活動を通じて思い知らされたようです。もちろん、自分を知るためには様々な環境に自分をおくことが必要ですし、様々な環境との間で自分という存在が見えてくると思います。しかし、ただ漠然とそのような環境にいても自分を知ることはできません。自分を知るためには、何かを経験する際に自分の頭の中に「これは自分にあっているのだろうか」「自分は何をしている時が一番楽しいのか」などのクエスチョンマーク(問題意識)を持っている必要があります。このクエスチョンマークがあるからこそ、特別な経験はさらに学びの多い経験になり、普段の生活からも様々なことが学べるようになります。そして、あなたしか持っていない「圧倒的な成果」を得ることができるでしょう。ただがむしゃらに珍しい経験、貴重な経験をするよりも、常に問いをもって日々の生活を送ることのほうが大切なのではないでしょうか。

 

(記事作成:K.H   記事編集: K.H )

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