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秋元康に学ぶ、成功のスピリット~高学歴の人が陥りがちな落とし穴とは?!~

記事作成: 茂田井 佳菜   記事編集: 和田有紀子 | Innovation |2014.03.06

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高学歴の人が陥りがちな落とし穴

「偏差値の高い大学に行くことができたら、就職は安泰だな」とか「勉強ができる人は仕事もよくできるんだろうな」と思ったことはありませんか。確かに、一般的に勉強ができる人は、大手企業に就職できる可能性も高いですし、仕事も能率的にできる人が多いと言えるでしょう。

しかし、高学歴の人には意外な短所があるのではないでしょうか。それは、「失敗を恐れてなかなかチャレンジしない」という傾向です。「受験勉強を長く続けるとできないことに目が行き、減点方式になるため、細かなミスを恐れてチャレンジできなくなるのだ」と指摘する人もいます。

頭がよく、リスクの分析力に長けているのはよいことだと思いますが、チャレンジをしなければ多くのチャンスを逃してしまいます。

そこで今回は、数々の挑戦と成功を収めてきた、作詞家兼プロデューサーの秋元康氏の生き方に学び、どうしたら大きな成功をつかめるのか、「チャレンジ精神」という観点からまとめていきたいと思います。

芸能界の天才、秋元康氏

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美空ひばりの「川の流れのように」を始め、すでに80曲以上の作品でチャート1位を獲得した作詞家としての一面を持つ一方、フジテレビの「オールナイトフジ」など数々の人気テレビ番組の構成、そしてさらには、おニャン子クラブやAKB48といったアイドル・グループのプロデュースを手がけ、成功を収めてきた秋元康氏。

30年以上にわたり。芸能界で次から次へとヒットを生み出してきました。ちなみに、以前、高額納税者番付が発表されていた頃には、上位ランクインの常連だったそうです。現在では自身の成功の秘訣を語った著書を発行するなど、今や日本に彼の名前を知らない人はほとんどいないと言っても過言ではないのではないでしょうか。

実は失敗の数も人より多い

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しかし、そんな秋元氏にも、人知れず失敗した経験も多くあるようです。

例えば、秋元氏がプロデュースしたアイドル・グループ。実はその中には、世間にあまり知られずに終わっていったものが多いのです。AKB48を作る前には、「息っ子クラブ」、「幕末塾」、「ねずみっ子クラブ」などのアイドル・グループを手がけましたが、週間チャート1位になるようなシングルは出せませんでした。

(参考:http://matome.naver.jp/odai/2132910826369060101)

さらに秋元氏は、芸能とは別ジャンルの飲食店経営にも挑戦したことがあります。青山に和食パブを立ち上げましたが、コンセプトが斬新すぎたためか世間に受け入れられず、ごくわずかな期間で閉店。他にも飲食店を経営しましたが、そちらも失敗してしまったそうです。

常に新しいことを

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このように、普通の人なら落ち込んでやる気をなくすような失敗を数多く重ねてきた秋元氏ですが、彼は現在も日々、世間を驚かせるような新しい企画に挑戦しています。なぜ、こんなにも新しいことにチャレンジできるのでしょうか。その秘密は、秋元氏が語る言葉の端々に隠されているようです。

「過去にヒットしたものの中から次のヒットを探していては、バットに当たることはあっても、ホームランはあり得ない。」

「予定調和が裏切られたときに、人は『おもしろい』と思う」

上の2つの言葉は「秋元康の仕事学」で語られたものです。過去に成功したものや、皆が期待するようなものを作るのではなく、常に新鮮なものを作りたい、という秋元氏の考えが伝わってきます。確かにAKBの曲には、王道アイドルソングばかりではなく、ラップ調やロック系など、一瞬「えっ!?これがAKB?なんかイメージと違う」なんていうものも多くあったり、衣装も制服や水着だけでなく、自衛隊の服を着ていることもあったりして、常に新しいことに挑戦している印象があります。

「企画の失敗は、そもそも『失敗したこと』すら知られない」

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そして、この「プライドを低くすることによって、失敗を恐れずに挑戦し続けられる」というスタンスが、彼のチャレンジ精神の根源なのではないでしょうか。冒頭の例で挙げた高学歴の人の話に戻ると、勉強がよくできて偏差値が高い学校に入った人はプライドが高いことが多いため、人の目を気にして必要以上に失敗を恐れてしまう傾向があるのではないかと思います。

また、秋元氏は

「人間関係なんて列車の窓から眺める景色のようなもの。何か変なものを見ても次の瞬間通り過ぎてしまい、覚えてないし誰も気にしない。だから他人からどう思われるかを気にするのは意味がない。」

とも語っています。周りにどう思われるかなんて気にせず、ときには(優等生)キャラを破って行動してみることも大切なのではないでしょうか。

(記事作成:茂田井 佳菜   記事編集: 和田有紀子

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