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【今話題の時事問題を読み解く!】LCCはなぜ、安いのか?

記事作成:   記事編集: | Innovation |2014.04.27

LCC

◆「LCC」それは航空業界のサイゼリヤ!〜LCCの安さの秘密〜

みなさんはLCCという言葉を知っているでしょうか?LCCとはLow Cost Carrierの略で、従来の航空界社よりも遥かに安い運賃で利用ができる航空会社のことです。

…と、ここまでは多くの人が知っていると思いますが、では、既存の航空会社よりも安くサービスを提供できる理由はご存知ですか!?

それはひとえに「サイゼリヤ」的工夫をしているためです。安くてそこそこ美味しいサイゼリヤのように、LCCでは

  • 座席数を多くする(多少狭くても)
  • 機内設備の簡素化(ドリンク有料)
  • 採算の合う路線だけを使用(有名どこしか飛びません)

といった工夫を行い、効率性を上げて格安で「そこそこ満足」のサービスを提供しているのです。

◆「渡航費が安い」LCC…しかし安全面は?◆

「安かろう、悪かろう」という言葉もある通り、安全性が少し不安なLCC。しかしLCCの大手三社は現在までで累計約2500万本のフライト実績がありますが、死亡事故はゼロだそうです。(1977年に運行開始したレイカ―航空よりカウント)

これだけ見ると一見安全と思えるLCCですが、これとは異なる点で安全性に疑問が生じていることもまた事実です。実は、LCCの爆発的な成長に人材供給が追いついていないんです。世界で最も早いペースでLCCが成長しているジャカルタでは、航空管制官不足が起こっていたり、既存の大手航空会社ではLCCに対する競争力をつけようと人材に無理をさせてしまっているケースもあると言われています。

安くて便利なLCC、その裏には過渡期だからこそのリスクがあるのでしょうか!?

◆国内のみ?海外も可能?LCCを使ってどこまで?◆

ところでLCCで海外に行く事はできるのでしょうか?

答えは、「できる」です。

今の所アジアに限られはしますが、成田発着だと韓国や中国・台湾を始め、・フィリピン・マレーシア・タイ・シンガポール・カンボジア・インドネシア・インド・オーストラリア・ニュージーランドなど、西側の環太平洋諸国には軒並み格安で行けるんです。

また、LCCの出現で15万~30万円という破格で世界一周をしちゃうツワモノツアーも続々と現れているようです。日本ではここ数年で流行り出したLCCですが、欧米では90年代からすでに台頭してきていて、LCCはすでに全世界的に拡大しているのです。

世界10数社のLCCを駆使して、卒業旅行の行先に「世界」はどうでしょうか?

◆70年代から存在したLCC。日本の空でも飛び始めた理由◆

LCCが日本で流行り出した背景には三つの理由があります。

航空機の大型化
一回あたりの乗客人数を増やし、より多くの収益を得る事が可能になりました。

景気悪化による大手パイロットのリストラ
例えば、日本で2012年にLCCが3社も誕生した理由は、JALをリストラされたパイロットを大量に採用できたことが理由の一つと言われています。

規制緩和
運航・安全面の規制の一部が見直されたことで、今まで何時間とかかっていた整備の時間をたった30分で行うことが可能になりました。

技術の進歩、人材の流動化、規制緩和。LCCはそういった現代のトレンドに乗っているのですね。

◆実は渡航費は割高!?LCCを客観的に見てみよう!◆

LCCの良さである「安さ」。しかし、上手く利用しないと、通常の航空券とさほど変わらない値段になってしまうことをご存知ですか?

理由は2つあります。
その1つがオプションによる課金。機内販売や追加の手荷物預けに課金があるだけでなく、窓際か真ん中か通路側か、あるいは前に人がいるかいないかなど、通常の座席にも格が設けられ、オプションの対象となっています。

2つ目のケースは、直前に予約してしまうパターン。LCCは変動運賃制度というものを採り入れていて、早朝・深夜なら安く、昼間は高かったりと、出発の時間帯によっても変動があるんです。また空席が多い便ほど価格が安く、満席が近づくにつれ高くなるように設定されています。
旅行に行くなら早期予約で夏休みを充実したものに!それでは、Bon voyage!!

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