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“瞬き”でインターネットに接続できる!?~Googleが創る未来のコンタクトレンズとは~

記事作成: 和田 有紀子   記事編集: 和田有紀子 | Future |2014.05.04

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Gmail、グーグル検索、グーグル・カレンダー、グーグルマップ……

誰もが一度は使ったことがあるサービスではないでしょうか。Webサービスだけでもすでに150以上のサービスを展開しているグーグルは、2014年4月15日より日本でも数量限定で「Google Glass(グーグル・グラス)」の発売を開始しました。

今回はその驚くべき機能と共に、グーグルの目指す未来をご紹介します。

◆2013年度「働きがいのある会社」第1位!

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今では幼稚園生でも名前を知っているのではないかと思われるグーグル。実はそんなに新しい会社ではありません。1998年に非公開の会社としてラリー・ペイジ(グーグル現CEO)とセルゲイ・ブリンによって設立され、株式公開を行ったのは2004年。創業から10年そこいらの会社なのです。しかし2013年には「働きがいのある会社」の世界ランクでNo.1、「世界ブランドランキング」でNo.2(ちなみにNo.1はアップル社)に選ばれるなど、創業十何年の『ベンチャー』とは思えない躍進ぶりです。90年代から加速しているグローバル化とIT化の流れを象徴しているかのようですね。

時代を象徴する、いやむしろ時代を『創っている』かに見えるグーグルですが、グーグルは今後どこへ向かおうとしているのでしょうか。

◆「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」

それが如実に現れているのが、ミッション・ステートメントとして掲げられているこの言葉。ユビキタス・コンピューティング(ユビキタス=いつでも、どこでも、誰でもが恩恵を受けることができるインターフェースのこと)の実現を目指しているグーグルは「情報を制する者が戦を制す」と言われるように、「情報を制する者が世界を制する」ことを世界中で最もよくわかっている企業なのかもしれません。

「世の中にはまだまだ情報があふれている」(「Googleが掲げる10の事実」より、記事末尾に掲載)という言葉に表されているように、まだグーグルが手を付けていない世の中の情報を整理するために、ロボット・医療・宇宙・環境…etc.など、日夜新しい分野へとその触手を伸ばして止まるところを知りません。 

◆ビデオ撮影に翻訳、道案内まで!映画のような近未来技術が今現実に

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そのミッション達成に近づく一歩として、グーグルが最近発売を開始したのが「グーグルグラス」。どんな顔にもフィットする丈夫なフレームを持ち、5種類の色が用意されています。サングラス風の黒いレンズに変更することも可能です。500万画素のカメラ機能、16GBの容量を持ち、ビデオ・写真撮影、検索、翻訳、道案内、メッセージ送信が可能だそう。こんなに凄い機能を持ち合わせいているメガネなのだから、相当お高いのかと思いきや、発売時の価格で8万9800円(時価による誤差あり)。学生でもちょっと頑張れば買うことのできる価格です。

ただその一方でアメリカではすでにネガティブな評価も発生しており、例えば米ウェストバージニア州では、注意力が散漫になり、メールなどと同様に危険運転になるという理由から、自動車の運転中にグーグルグラスのような、ヘッドマウント型ディスプレイ付きウエアラブルコンピューターを装着することを禁じる法案が提出されていたり、ワシントン州のある店では、店長が顧客へのプライバシー侵害につながるとして店内での使用を禁止すると表明していたりといった動きもあります。 

◆次は超小型カメラ付きコンタクトレンズへ?

Patent Boltの調べによると、グーグルは米国特許商標庁に対して超小型のカメラシモジュールを内蔵したコンタクトレンズに関する特許出願を、すでに行っているとのこと。

コンタクトレンズ内には有線/無線の通信制御回路、カメラモジュール、各種センサーが埋め込まれており、一般的なコンタクトレンズのように装着できるとされています。カメラ内蔵コンタクトを装着すると、カメラが人の視線の先に映る風景を画像データとしてキャプチャーするそうです。カメラ内蔵コンタクトの利用シーンについては、瞬きでの写真撮影や、目の不自由な方の屋外での歩行支援(交差点に近づいている場合に自動車を走行を検知してユーザーにアラートを発行するといったこと)、顔認識機能による指名手配犯の識別などを想定しているようです。

このように、今まで映画やSFの中のことだと思っていた技術が、現実のものとなる日はそう遠くはないのでしょう。

 

最後に、「Googleが掲げる10の事実」を掲載しておきます。(「理念」や「実現目標」でもなく、もはや「事実」と言い切っているのが面白いですよね。グーグルが事実と言えば本当に事実になる日もそう遠くはないのかも…)

  1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
  2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
  3. 遅いより速いほうがいい。
  4. ウェブでも民主主義は機能する。
  5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
  6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
  7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
  8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
  9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
  10. 「すばらしい」では足りない

 

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(記事作成:和田 有紀子   記事編集: 和田有紀子

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