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「ガリガリ君」の秘密に迫る②~「ガリガリ君」にみるマーケティング戦略~

記事作成: 吉田 圭佑   記事編集: 和田有紀子 | Innovation |2014.07.07

「ガリガリ君」といえばコンビニやスーパーのアイスのコーナーに行けば必ずというほど置かれている、1本60円ほどで当たりつきの定番アイスです。CMの「ガ~リガ~リ君~♪」というメロディーを覚えている人も多いのではないでしょうか。

今回は、季節にまつわるイノベーションを紹介する企画として、定番アイス「ガリガリ君」にみるイノベーションを紹介していきたいと思います。

 

その2つ目として、「ガリガリ君」がここまで国民的人気を得るようになった秘密をマーケティング戦略の面から考察してみたいと思います。

◆話題を常に提供し続けるキャンペーンや企画

ガリガリ君②3

・高いペースで発売される新商品

赤城乳業では、2か月に1回のペースで「ガリガリ君」の新商品開発を行っています。これまでに発売されてきた「ガリガリ君」の味の種類はなんと80種類以上。消費者を常に飽きさせないようにする工夫が見られますね。

・冬に食べるアイス「ガリ子ちゃん」の発売

どうしても寒い季節になるとアイスの売り上げは下がってしまいます。特に、「ガリガリ君」のような氷菓であればなおさらです。そこで赤城乳業では秋冬向けの商品として、ソフトでクリーミーな食感が楽しめるシリーズ「ガリ子ちゃん」を2006年から発売しています。

・カラフルな売り場でお客さんの目を引く

2006年にはガリガリ君発売25周年記念として、10種類の味の「ガリガリ君」をずらっと並べた「レインボー売場」という企画を行いました。これがお店側から好評だったようで、今では毎年恒例の企画となっているようです。

・受験グッズとして登場

2007年に発売された「ガリガリ君リッチ 紅白いちごミルク」は、棒のところにおみくじがついていて、そこには「大吉」「大々吉」「超大々吉」などと書いてあり、冬の受験シーズンに話題となりました。

口コミこそが最大の宣伝

話題づくりをすることは、SNSが一般に普及した現代において有効な宣伝手段であると言えます。例えば「ガリガリ君 クリームシチュー味」というのがコンビニに置いてあったとすれば「何じゃこりゃ!?」と突っ込まずにはいられませんよね。そして、SNSが普及して一人ひとりがメディアとなっている現代では、それが瞬く間に拡散していくのです。

モノに溢れる現代社会では、何か特徴や目立つポイントがない商品は他の似た商品に取って代わられてしまいます。かといって、宣伝に多額のコストをかけてしまっては割に合いません。そこで「ガリガリ君」がとっている手段が、メディアや消費者が勝手に寄ってきてくれるような話題づくりをするというものなのです。

◆使えるものは最大限に使う

「ガリガリ君」がSNSを最大限に利用して成功いるように、私たちもまた、身近にあるものを最大限に利用することが大切なのではないでしょうか。一見すると、自分の周りにはなにもないように見えて、私たちの周りにはたくさんの利用できる「機会」があります。例えば企業インターンや、国際交流体験、ボランティア体験などのように、私たちの能力を高めたり、自分自身の能力に気づいたりする「機会」がたくさん存在しているのです。

このGLOBAL INNOVATION navi でも、そのような貴重な機会をたくさん紹介しております。(http://gipj.net/events/)ぜひ一度、ご覧になってみてはいかがでしょうか。

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