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「ガリガリ君」の秘密に迫る①~奇抜な味の新商品が出る理由~

記事作成: 吉田 圭佑   記事編集: 和田有紀子 | Innovation |2014.07.07

「ガリガリ君」といえばコンビニやスーパーのアイスのコーナーに行けば必ずというほど置かれている、1本60円ほどで当たりつきの定番アイスです。CMの「ガ~リガ~リ君~♪」というメロディーを覚えている人も多いのではないでしょうか。

今回は、季節にまつわるイノベーションを紹介する企画として、定番アイス「ガリガリ君」にみるイノベーションを紹介していきたいと思います。

まずはその1つ目として、奇抜な味の新商品の秘密に迫りたいと思います。

◆本当にこれはアイスなのか!?奇抜すぎる味の新商品

3ガリガリ君①

「ガリガリ君」といえばソーダ味というイメージが一般的には強くあります。しかし、ここ5年間はソーダ味以外にもいろいろな味の「ガリガリ君」が誕生しています。

●2009年 南国パイン、マスカットオブアレキサンドリア、赤ぶどう、アップルとマンゴー、リッチ杏仁マンゴー、リッチロイヤルミルクティー味、リッチチョコチョコチョコチップ、リッチミルクキャラメル味、リッチいちごミルク味チョコチップ

●2010年 ホワイトヨーグルト味、白桃、レモンスカッシュ、梨、はじけるぶどう、オレンジ、リッチチョコバナナ、リッチコーヒーゼリーミルク味、リッチチョコチョコチョコチップ、リッチプリンプリン、リッチミルクミルク練乳入り

●2011年 はちみつレモン、いちごサワー、レモンスカッシュ、梨、赤ぶどう&白ぶどう、リッチバニラバニラチョコクッキー、リッチチョコチョコチョコチップ、リッチサンキューベリーマッチャ、リッチ夕張メロンミルク味チョコチップ

●2012年 いちごサワー、レモンスカッシュ、ぶどうサワー、白いサワー、リッチチョコバニラチョコクッキー、リッチカフェオレ&ゼリー、リッチチョコチョコチョコチップ、リッチコーンポタージュ、リッチプリンプリン、リッチあずき大福

●2013年 みかんサワー、はちみつレモンスカッシュ、キウイ、梨、ゆず、ぶどうサワー、リッチいちごオレ&ゼリー、リッチチョコチョコチョコチップ、リッチクレアおばさんのシチュー味

「たしかに美味しそう」、というものから「なんでこんな味を作ったんだろう」というものまで様々ですね。この記事では、特に奇抜なイメージでSNSの話題となった2012年発売の「リッチコーンポタージュ」にフォーカスしてみたいと思います。

◆「コンポタ味」を誕生させた“思い切りのよさ”

「ガリガリ君」を製造している赤城乳業では、若手社員にも重要な仕事を任せるそうで、いきなり主力商品である「ガリガリ君」の商品開発プロジェクトに配属させることもあるとか。「コンポタ味」はその商品開発プロジェクトに配属された若手社員のアイデアから生まれました。

当初は、営業部門や経営層から奇抜すぎる「コンポタ味」に否定的な意見も多かったようです。というのも、新商品は全国のコンビニに置かれるので少量だけ作ってお試し、というわけにもいかず、宣伝費用もばかになりません。さらに、失敗することは主力商品である「ガリガリ君」のイメージにも傷をつけかねないのです。

いろいろな意見が交わされるなか、最終的に「コンポタ味」の販売を決定したのは社長の一存によるものでした。「面白そうだからとりあえずやってみよう」という思い切りのよさがこの会社のすごいところですね。まさに赤城乳業のスローガンである「あそびましょ。」を体現するエピソードなのではないでしょうか。

◆やってみなければ何も生まれない

ガリガリ君①5

普通では考えられないこと、過去に誰もやったことがないことを実行するというのはとても勇気がいり、難しいことだと思います。当然思い切ってチャレンジしたことが必ずしも成功するとは限りませんが、チャレンジした結果による失敗は必ず将来の成功の糧となります。「ガリガリ君コンポタ味」を成功させた赤城乳業も、過去にはラーメンアイスやカレーアイスといった奇抜な商品にチャレンジする経験をしています。

失敗を恐れて何もしなければ現状は変わらず、新しい何かを生み出すことはありません。みなさんも失敗することを恐れずに、新しい物事にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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「ガリガリ君」の秘密に迫る②~「ガリガリ君」にみるマーケティング戦略~

(記事作成:吉田 圭佑   記事編集: 和田有紀子

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