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【英語原文を読んでみよう】議論に勝つためには黙って○○するだけ?

記事作成: 何 遥   記事編集: 和田有紀子 | Global |2014.07.31

“自分が正しいと主張することは逆効果?押してダメなら引いてみる!”

相手と意見がぶつかった時、
「私の意見が正しい」と、とにかく自分の考えが合っていることを説得しようとしゃべり続けていませんか。

この方法、実は逆効果で、相手を説得できる可能性は低いのです。

では、どういった手段を取るべきか。
今回実証された効果的な方法は、なんと、
「相手に喋らせる」ということです。
一見、譲っているようにも取れますが、目的を持って黙っている方が有効な場合もあるのです。
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なぜ?

これに潜むのは人間の多くの情報を処理しなければならないが故の2つの思考の特徴です。

1つ目は、人は基本的に物事に対して実際に知っていることよりも深く知っていると思いがちであるということ。
以前行なわれた実験では、例えば、トイレの流す作用の仕組みを知っているかという質問に知っていると答えたにもかかわらず、実際に説明させると分からない人が大多数、ということがわかりました。
表面的には理解しているようで、実際はあやふやな場合が多いのです。

 もう1つの思考のくせは、人間は一般的に認知的倹約家であるということ。人はすべての情報を考慮して判断するのではなく、簡便な方法で直感的に判断している部分が多くあります。これは非常に効率的で認知的負担を軽減するため、日常の判断過程ではしばしば用いられるのです。しかし、この方法は必ずしも正確な解決を導くとは限らず、判断の誤りや歪みにつながることもある。このため、一見筋が通っているようでも、より深く追求すると混乱してしまうのです。

従って多くの場合、相手が思うがままに話させる、そして深く意見を説明させることで、話している途中で自分の意見は間違っていると自己完結したり、自分の意見の矛盾に気づくのです。
そして、この相手が矛盾に気づいたところで、こちらが自分の意見を言うと説得しやすいのです。

 すなわち、相手に思う存分話させ、「なんで?」と質問をするというのが議論を制するよい方法のひとつということ。
なぜなら、人間に共通する思考の特徴ため、話している最中に自分の矛盾や非論理性に気づく確率はとても高いから。

リンク2

元の記事の執筆者は認知科学者/心理学者で「マインドハック」の著者です。
記事を原文で読んでみたい方はこちらから。

(記事作成:何 遥   記事編集: 和田有紀子

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