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日本よりも自由度が高い?アメリカの大学生活のホント

記事作成: 茂田井 佳菜   記事編集: 和田有紀子 | Global |2014.07.31

「日本の一流大学に入るのは大変だけど、入ってしまえば卒業するのは簡単だよね。それに比べてアメリカの大学は、入るのは簡単で、出るのは難しいらしいよ」——皆さんはこのような話を聞いたことはありませんか。実際にアメリカの大学に対してこのようなイメージを持っている方も多いかも知れません。
でも、果たして本当にそうなのでしょうか。そこで今回は、1年間カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)に留学していた筆者が、リアルなアメリカの大学生活の様子についてレポートします。

アメリカ大学1

 州内出身者こそ入学が難しい?カリフォルニア州立大学群の現状

まず冒頭で挙げた、アメリカの大学に対するイメージについては、必ずしも正しいとは言えません。なぜかというと、アメリカの一流大学に入るためには、アメリカ人も厳しい受験競争を乗り越えなければならないからです。

特に、カリフォルニアは州立大学のレベルが高いことで知られていますが、入学するには州内出身の学生たちも相当な苦労をしています。その背景には、比較的安い授業料で通える州内出身の学生よりも、より多くの授業料を回収できる州外の学生を多く受け入れたい、という近年の政府の方針があるようです。

例えば、カリフォルニア大学群の中でもトップレベルのロサンゼルス校には、高校で1番の成績の子くらいしか受からず、今まで学校の成績でA以外取ったことがないような学生が次々と落とされてしまうそうです。

大学生の1週間スケジュール

schedule
これは、私の友人の来学期(2014年9月〜12月)の1週間スケジュールです。授業は合計18単位で、授業の合間にはアルバイトやクラブ活動が入るそうです。
UCIでは、正規学生は1学期間に最低12単位取ることが義務づけられており、最高で21単位取ることが認められています。

なお、最高21単位までしか登録できないことからもわかるように、アメリカの大学で1単位取得するのは、日本で1単位取得するよりも大変です。
例えば、170分授業を週2回10週で4単位となっています。
課題も沢山あるため、1学期に12単位取るのはなかなかハードです。

アメリカ人学生の辞書に「留年」の文字はない?!

また、アメリカの大学は基本的には4年間で卒業することを目安にプログラムが組まれていますが、卒業に必要な単位を取得すればいつでも卒業できるため、卒業にかかる年数は人によって異なります。
早く卒業したい人は、1学期間に21単位(MAX)を取得して、3年程度で卒業します。また、日本の大学と比べて、入学後に専攻を変更することも簡単にできるため、専攻を変えたため卒業に5年かかったというケースも多いです。
卒業にかかる年数は人それぞれなので、アメリカ人の間では「留年」という言葉は使われません。

実家から出るのが当たり前

アメリカでは、大学入学と同時に家を出て、学生寮やアパートに住むのが一般的です。大抵の場合、ルームメイトとの共同生活を送ります。UCIの学生は、9月から住む家を見つけるために、その年の4月半ばから申請を始めます。アパートに申請用紙を出してから数週間〜1ヶ月後にアパート側から返事が来て、契約に進みます。

条件の良いアパートはすぐに部屋が埋まってしまうため、早めに探したり、先輩たちから情報集めをしたりしておいた方がよいそうです。
また、日本にはありませんが、アメリカの大学にはソロリティーとフラタニティーという社交クラブがあります。それらのクラブに入ると、同じクラブの人同士でソロリティー・ハウスもしくはフラタニティー・ハウスと呼ばれる家で生活することになります。

アメリカ大学3私が8月〜11月に住んでいた大学生用アパート(University Apartment)の室内

~まとめ~
『アメリカの大学生活のホント』いかがでしたか。この記事を読んで、「やっぱりアメリカの大学生活は自由だ」と思ったでしょうか。それとも、「大変そうだな」と思ったでしょうか。

今回紹介できたのは、アメリカの大学生活のほんの一部でしたが、これからも様々な視点でアメリカの大学生について記事を書きたいと思いますので、次回もお楽しみに!

 

(記事作成:茂田井 佳菜   記事編集: 和田有紀子

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