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ガイドブックに載っていないアメリカ~culture編~

記事作成: 和田 有紀子   記事編集: 和田有紀子 | Global |2014.08.27

今回は、筆者が雑誌の取材でアメリカ ジョージア州アトランタに滞在した際に発見したガイドブックに載っていないアメリカの情報をお届けします。それでは、ガイドブックに載っていないアメリカculture編をどうぞ!

金曜はワンダフルな日、HAPPY FRIDAYの習慣

みなさんはHappy Fridayという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

日本では金曜日が「華の金曜日(略して華金)」と呼ばれるように、明日から仕事がお休みで、遅くまで起きていて友達や同僚と夜を楽しむことができる金曜日のことを、アメリカではHappy Fridayと呼びます。金曜日には多くの人が仕事を早めに切り上げ、家に帰って映画を見たり人を招いてホームパーティを催したりします。ですから金曜日の午後は、そこここで渋滞が発生!家に早い時間に帰りたい人々の車で道路があふれてしまうのです。
また学生は、キャンパスやクラブハウスで開かれるパーティでお酒を飲んだり踊ったりして楽しみます。

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陽気で親切な人が多いアメリカ南部

アメリカ南部というと、貧しくて犯罪が多そう…といマイナスイメージがあるかもしれませんが、とりあえず筆者が滞在したアトランタでは確かに北部に比べ貧しいものの、何かを盗んだりという動きは全く見られず、むしろ人々は非常に親切で温かい人々でした。

Lady’s firstの精神が根付いているのか、いつでもafter you(お先にどうぞ)のスタンスでドアを開けてくれたり、席を譲ってくれたり。道を歩いていると目を合わせてにっこり笑い、How are you today?(元気かい?)とあいさつすることは当たり前。困っているとこちらから聞く前に話しかけて相談に乗ってくれます。バスに乗っていて小銭を持っていなかったらタダで乗せてくれたり(アメリカのバスには両替機がありません)、レジのお兄さんと仲良くおしゃべりしているとジュースをプレゼントしてくれたりするなど、人々は本当に明るく優しい人が多いと感じます。

アメリカ南部の人種構成は?

アメリカ南部では特に、一昔前まで白人による黒人差別が行われていました(ちなみにここアトランタ市は差別運動撤廃に尽力したキング牧師記念館があることでも有名です)。今では表立った差別は全くありませんが、南部では人種の多くは黒人やヒスパニック(見た感じ8割くらい)で、白人は本当に少数派。一番多いのは、chocolateと呼ばれる人々(チョコレート色の肌をした人)で、黒人とヒスパニックのハーフまたは黒人と白人のハーフです。その他にも日本人コミュニティ、韓国人コミュニティなどアジア系のコミュニティも形成されており、びっくりするほどたくさんの韓国料理屋さんや中華料理屋さん、そして日本料理のチェーン店が存在します(味はもちろん…はい)。

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日曜日は安息日!?敬虔なクリスチャンの多い国アメリカ

アトランタにいて困ったのが、田舎では日曜日にはバスが走っていなかったり、完全定休日となるお店が多いこと。アメリカ全体では80%の人がクリスチャンだと言われており、南部ではクリスチャンの中でも「バプティスト」と呼ばれる宗派の人が多くいます。キリスト教では、神は6日で世界を創造し7日目の日曜日に休んだと信じられているので、日曜日は働かず教会に礼拝に行く習慣があります。ですから、例えば敬虔なクリスチャンが社長を務める飲食チェーンでは全店舗が定休日になったりしますし、それにも増してにびっくりしたのは、人類がどうやって誕生したのかという話になったときに、ダーウィンの進化論を話してみても全く理解してもらえなかったことです。サルは動物だけど人間は動物ではなくて、神が創ったのだと主張するのです!もちろん宇宙がどうやってできたのか、についてビックバンの説が全く理解されなかったのも同じ理由です。

日本人の多くは私と同じ考えを持っていると思うのですが、よく考えてみると、私たちもその進化の過程を見ているわけでもなく、宇宙の始まりを目撃しているわけでもなく、ただ「科学」がそう言っているから正しいと信じようとしているだけです。こうして異国の地に来ると、自分の価値観が覆されることが往々にしてあります。

ゴシップ大好きなアメリカの人々

ところで、日本ではそこまでひどくはありませんが、欧米ではよくパパラッチという言葉を耳にします。セレブや芸能人に密着してスクープを撮ろうとする記者たちのことです。

アメリカではどれだけ話題に飢えているんだ!というほどゴシップネタが大好きで、テレビをつけるとゴシップ専門のテレビ番組まで放送されています。私の滞在中は、マライア・キャリー離婚の危機⁉という話題で、それはそれはテレビやラジオがにぎわっていました。

おしゃべり好きなアメリカ人らしいですが、日本ではそれ専門の番組など考えにくいですよね。

いかがでしたでしょうか。

引き続きガイドブックに載っていないアメリカお送りいたします!

 

(記事作成:和田 有紀子   記事編集: 和田有紀子

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