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あなたもマナー違反をしているかも?日本・海外のマナーの実情

記事作成: 高橋 健太   記事編集: | Global |2016.02.14

中国人はマナーが悪い?

テレビのニュースで、中国人観光客のマナーについてよく取り上げられているのを見ます。そこでは、空港のあちこちでゴミが捨てられている現状や、大声で話す観光客などが写され、「中国人の方々のマナーって悪いですよね…。」という日本人のコメントでVTRが締められるのが一連の流れとなっています。

実体験として、観光地で大声で叫んだり、所かまわず写真を撮ったり、物を触ったりする中国人の人に辟易したことがあるという人もいるのではないでしょうか。僕自身、そういう風景を見てやっぱり中国人はマナー悪いな、と思ってしまったこともあります…もちろん全ての中国人の方がそうではないと分かってはいるのですが…。

一部の中国人のせいで、中国人のマナーは悪い、と思われてしまっているようです。

なぜ中国人は声が大きいと感じるのか?

もちろん全ての中国人がそうではありません。
が、中国人の観光客の人々を見かけたときに“声が大きいな”と感じませんか?
その主な理由として以下の二つがあると指摘されています。

1.中国語の発音では母音が長く強調されるため、母音があまり聞こえない英語等に比べ声が大きく感じられる。
2.中国の街中では騒音が多いため、難聴の人が多い。

確かに、中国語で話されるだけで少し声が大きくなったような気がします。中国語では四声と呼ばれる発音の種類を使い分けなければいけないため、小さい声だとわかりにくいということもあるのかもしれません。

中国人に限らず、外国人の電車内では大きい声が響いて、うるさいなと思うことも多いのではないでしょうか。

一方で外国人の方にとっては電車内でしゃべらない日本人を奇妙に感じるそうです。
電車内で電話を禁止しているのも日本ぐらいで、外国人にとってはカルチャーショックです。
また、心臓のペースメーカーに影響するから優先席の近くでは携帯の電源OFFにする、というマナーがありますが、心臓のペースメーカーには携帯の電波は影響しないことがわかっています。

う~ん、たしかになぜだめなのか、と聞かれると答えられないような、慣習としてのマナーが日本には色々ありますよね。日本人としては日々の習慣としてしみついているところですが、外国人からしたら知らないマナーも多そうです。
知らないために、マナー違反をしてしまう、というところもあるのでしょう。

とは言っても、日本にいる以上は電車内では静かにするのがマナーでしょうね。

じゃあ、日本人は海外のマナーを知ってるの?

中国人にマナーが悪い悪いと言っている日本人ですが、逆に海外のマナーを知っているのでしょうか?
海外でのマナーややってはいけないことを羅列してみるので、海外旅行で自分がしていないか、チェックしてみてください!

1.道につばを吐く(シンガポール等:罰金が科されます)
2.ガッツポーズをする(フランス:“F**k you!”の意味になるそう)
3.サムズアップ(親指を立てるgoodポーズ)をする。(中東諸国等:中指を突き立てるのと同じ意味になります)
4.ガムをかむ(シンガポール:国内への持ち込みもだめです)
5.電車内での飲食(台湾:一切の飲食が禁止されており、ガムもかむこともだめです。)
6.掌を裏向けてピース(イギリス等:性的な侮辱の意味になります。)
7.左手で握手する(インド:左手は不浄なものとして認識されています。)
8.カップルで手をつなぐ(アラブ首長国連邦:日本でも守ってほしいです笑)
9.ポケットに手を入れる(オーストリア:寒くても入れないようにしましょう)
10.鼻をすする(ヨーロッパ:ズズズッという音が非常に嫌われます。スパゲティなどもすすらないようにしましょう。)

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こう見てみると、意外と知らないことや日本でやってしまっていることって多いと思いませんか?
中国人ってマナーが悪いなと思っている方も、自分も海外に行ったときにそう見られているかもしれませんよ!

個人的には道端につばを吐くことがマナー違反だという意識が日本人にも浸透してほしいなと思います。駅の構内でさえもつばを吐いている人がいるのを見ると、ため息しか出ません…。

郷に入っては郷に従え

マナーは周囲の人を不快にさせないために守るべきもの。
日本語には「郷に入っては郷に従え」という素晴らしいことわざがあります。マナーについての指摘は、この一言に尽きると思います。

マナーを守るというのはその国の文化を尊重する行為です。世界のどこでも通用する完璧なマナーというのはありません。たとえば、自分が先進国にいるからといって先進国のマナーを発展途上国の人に対して押し付けるのは、それ自体がマナー違反といえるでしょう。発展途上国にいるときは、その国のマナーを学び、それに従いましょう。

ちなみに、「郷に入っては郷に従え」は英語で
“When in Rome, do as the Romans do.”
と言うことができます。もし、マナーを守っていない外国人の友達がいたら、こう諭してみてください。

一方で、我々が知らない海外のマナーもたくさんあります。
経済が発展しているバブル期には海外の観光地で日本人のマナーの悪さが指摘されたこともあったそうです。
自分たちも海外ではマナー違反をいつのまにかしているかも、という気持ちを持っていると、外国人がマナー違反をしたときに優しく指摘できるようになるのではないでしょうか。
加えて、マナーが悪いのは一部の人間である、としっかり認識し、“「中国人は」マナーが悪い”とくくることをやめるべきです。冒頭で中国人は~と括って話してしまったことをお詫びいたします…。

お互い、海外の文化・習慣を学びながら歩みあえればいいですね!

編集後記

台湾に行った時、自分も電車内でペットボトルの飲み物を飲んだりした記憶があるので、今思えばマナー違反だったなあと思いました。

海外旅行に行く前には、しっかりとその国のマナーや文化・宗教など学んでから行くことが国際社会の一員としての心構えであるでしょう!

(記事作成:高橋 健太   記事編集: )

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